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日本陶磁協会は、陶磁工芸に関する調査・研究、奨励・指導を行い、また陶磁工芸に関する知識・情報を国内外へ普及すること等を目的としております。
現在、当協会では、下記事業活動を展開しております。
    1. 「日本陶磁協会賞」の選考・贈呈
    2. 受賞作家展の開催(毎年1月)
    3. 研究会等の開催
    4. 『陶説』の発行(月刊)
    5. その他支部活動等

■趣意書

 中国では昔から「陶により政を知る」と云われ、一国の為政者に傑出した人材が出て国家が隆々たる時代には陶業も栄えました。このことは東洋史上に見る国家の消長と、その時代の陶磁の性格を参照して見るとき明確に首肯されるのであります。

 陶磁の趣味という何か大衆から遊離したことのように思われがちですが、我々が歴史の流れの中に住む以上、その歴史的意義を知ることが必要であり、世界の陶磁の歴史について識ることは、焼物が人間生活と切り離せられないものだけに非常に深い意味があるのであります。

 この意味で我々は古陶だけではなく、新陶及び新作家の養成助長にもカを致し、地方にうづもれた有為の作家を引き立てたく思います。かくて我々は世界の新古陶磁器を観賞研究助成することに、大きな誇りと喜びを感ずるものですが、できるだけ多くの人達とこの欣びを頒ち合うために同好者が集って昭和21年日本陶磁協会を結成しました。そして昭和25年、文部省より社団法人の認可も得られ活動に便宜が与えられましたので、ここに一層努力を致し、会を発展向上させたいと思います。

平成12年1月